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臨終を迎えたらやっておく事


連絡や葬儀の打合せなど通夜までにやる事を確認

 家族が危篤になったら、親戚や知人へ連絡します。親戚は三親等(本人から三世隔てる親族)が目安となりますが、三親等以内でも日頃疎遠な人は、知らせる事で相手の負担になってしまう場合もあるため、知らせるかどうか家族内で検討してから連絡します。逆に兄弟姉妹は、疎遠な関係でも知らせるべきです。

連絡は電話で行うのが確実です。危篤の知らせは、早朝や深夜といった通常は電話をするのが非常識な時間帯でも許されます。危篤の事実のみを知らせ、通夜や葬儀に来てくれるかどうかの確認はしないのがマナーです。

病院の場合は臨終に立ち会った医師に、自宅の場合は死亡を確認した医師に「死亡診断書」を作成してもらいます。

臨終後の連絡は①すぐ来てほしい親族と、②通夜や葬儀に来てほしい親族・知人に分けます。①は臨終後すぐに連絡を入れますが、②は葬儀の日程が正式に決まってからの連絡でかまいません。

菩提寺がある場合は、菩提寺と葬儀日程の打合せをします。菩提寺がない場合は、葬祭業者に紹介してもらうといいでしょう。故人の知名度が高い、企業の要職にあるなど多数の人に知らせる必要があるケースでは、新聞に死亡記事や死亡広告を出す事も検討します。死亡広告は葬儀社や広告代理店に依頼します。

納棺までの間、遺体は自宅や式場等に安置されます。自宅に安置するときは、安置した部屋の温度を下げ(冬は暖房を切り、夏は冷房を入れる)、腐敗を進ませないようにする必要があります。

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