親が老いてきたら


健全度は身だしなみに出る


俗に「人は見かけによらぬもの」といいますが、実は高齢者の健康度を測る上で、身だしなみは大切な要素の一つです。生きる意欲や身体機能が低下すると、身なりに構わなくなったり、あるいは家事が思うようにできていないことで清潔さを保てなくなったりします。


洗濯物の汚れ具合をチェック


洗濯物では、トイレが間に合わないなど、排泄の失敗がひんぱんに起きるようになると、「恥ずかしい」という意識が働いて、汚れた下着をつい押し入れの隅などに隠してしまう高齢者も珍しくないようです。一人暮らしであってもです。また、どう洗濯してよいのか、わからなくなっている場合もあります。

実家に帰った時、押し入れなどを開けて、汚れものが押し込まれていないか、確認してみましょう。

また、洗濯を手伝うときはその汚れ具合もチェックします。下着の汚れがひどい場合は着替えができていないか、お風呂に入っていないケースが考えられます。


健康な人ほどおしゃれに関心


高齢者のおしゃれへの関心度を見てみると、全体で「おしゃれをしたい」人は約6割。「関心はない」が4割弱となっています。


「おしゃれをしたい」人が多いのは、男女別では女性です(男性47.9%、女性70.3%)。健康状態別では健康状態がよい人ほど、経済的状況別では経済的に心配なく暮らしている人ほど「おしゃれをしたい」と回答する人が多くなっています。


社会参加活動の有無別では「参加していない」人(54%)に比べて、「参加している」人は7割以上が「おしゃれをしたい」と積極的なようです。